インターネットを利用する
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LDAPサーバの扱うデータと構造について

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)と呼ばれる規格はDAPと呼ばれるデータベース構造を軽量化したものです。

X500とも呼ばれるDAPは扱えるデータ量は多いのですが、重量級の規格であり使いにくいものでした。

LDAPは必要な機能を厳選したDAPともいえます。

LDAPは各種実装形式があり、オープンソースタイプもあれば、マイクロソフト社のアクティブディレクトリのような商用ソフトもあります。

どの実装のLDAPサーバでも基本的にはLDAPを通信プロトコルとするので相互運用可能です。

構築されたデータは共通プロトコルでやり取りされますが、中身はテキストであり、また、木構造で権限委譲しやすくなっています。